ギフト(贈り物)のマナー 贈り方のコツ
ギフト(Gift)という言葉は、英語で贈り物のことをいいます。 日本
では、昔から、結婚祝い・出産祝い・快気祝い・入学祝・就職祝・新築
祝・還暦祝・長寿祝・お中元・お歳暮など、贈り物を贈る風習があります。
ギフト(贈り物)の目的は、贈るという行為を通してこちらの気持ちや
心づかいを相手に伝え、喜んでもらうことでしょう。ギフト(贈り物)を
贈る際の作法や様式等のマナーについて、常識と正しい知識を
心得た上で、相手に喜んでいただける方法を考えることが大切で
すね。 「贈り方のコツ」をつかんで、ギフトの達人になりましょう!
ギフト(贈り物)には、長年かけて作りあげられてきたさまざまなマナー
があります。注意点の基本としては、以下のようなことに気をつけます。
贈る時期をはずさない。
相手が困るほど高価なものをおくらない。
嗜好性の高いものは、贈り物用品として適さない。
四(死)や九(苦)の数字がつくものなど、悪いことを連想させるものは贈らない。
返礼の品は贈られた品物より高価なものを返さないのが一般的。
ギフト(贈り物)に付ける「のし」の種類を間違えない。
たとえば結婚祝のギフト(贈り物)を贈るときの注意点としては、
他の人からの贈り物と重なったとしても無駄にならないとか、いくつ
あってもいいような実用品や消耗品を贈ったり、生活必需品とまでは
いかなくても、あれば便利な道具や小物類を選ぶと失敗がありません。
また、あまり実用的とは言えませんが、自分では買わ
ないけれど、もらうとうれしいブランド品の小物だとか
時計や花瓶、観葉植物など、どんな部屋にでも合う
シンプルなインテリア用品などを贈るのもひとつの手。
贈り物を選ぶのは楽しいことですが、考えすぎると
どうしていいかわからなくなることもありますよね。
結婚祝いの贈り物を選ぶ際、相手と親しい場合は、
前もって予算を知らせて、その範囲内で欲しいものを
聞いておくというのも確実に喜んでもらえる方法です。