ギフトの価格
ギフトを贈るときに悩むのがその価格で、これは用途や相手によって
も変わってくるので、いくらぐらいのものを贈るのかを決めることは、
なかなかむずかしいところでしょう。
ギフトを贈る用途として考えられるのは、誕生祝い、結婚祝い入学祝、
出産祝い、新築祝い、開店祝い、お中元、お歳暮、母の日、父の日、
敬老の日、バレンタインデー、お見舞い、叙位叙勲などがあります。
そして、それぞれの用途には、祝い金相場というものがあるのです。
世間では、贈り物のだいたいの金額は決まっているということですね。
お返しの用途には、結婚内祝い、出産内祝い、入学内祝い、法要、快気
祝い、ホワイトデーなどがあります。 ギフトを贈る場合には、はじめに用途
があり、次に予算があって、その次に商品を選ぶという運びになります。
ギフトに向く商品の共通点
◇ボリューム ギフト商品によく使われるのは、大きな箱、上げ底ですね。
商品のボリュームを考慮して、消費者は、ギフト商品を選んでいます。
ボリュームがあって、どちらかというと単価の低い商品が人気です。
◇ブランド力 ボリュームがなくても、売れる商品があります。それは、
誰もが知っているブランドの商品です。価格を想像できない商品は、
ギフトとしての価値がないとまでいわれています。
◇消耗品 すぐになくなって、多少ストックがあっても困らないような商品
もギフトに向いています。石鹸、洗剤、タオル、砂糖、そうめん、ビール、
コーヒーなどがその代表でしょう。
ギフトを贈る場合の価格は、どのように決めたらいいのか迷うかも知れ
ませんが贈り物の金額の目安として、それぞれの用途には祝い金相場が
あるので、それに従えば無難ですね。お返しは通常、半分返しです。
たとえば、結婚祝では、兄弟姉妹の場合、30代を越えていれば、独身でも
30000円以上包みます。夫婦で包む場合は二人で50000円。会社関係・上司や
親しい同僚などは、個人なら30000円、夫婦なら50000円。知人や友人・個人
では10000円〜30000円。夫婦なら50000円。これが結婚祝い金の目安です。
ただし、これはあくまで目安で、地域によっても若干差がありますので、
地域の事情などを織り込んで、ギフトの価格を決めると良いでしょう。